残念ながら、毎日歯を磨いていても虫歯や歯周病になってしまう事があります。
それは、歯磨きやデンタルリンスでも洗い流す事が難しい“バイオフィルム”という細菌がお口の中に存在しているからです。

皆さんは晩ご飯を食べた後、疲れて歯を磨かずに、そのまま眠ってしまった・・・という経験はありませんか？
翌日、起きたら歯の表面がヌルヌルと感じる・・・これがバイオフィルムです。
食器などを洗った後のキッチンやお風呂の排水溝に溜まるヌメヌメと同じ、細菌のかたまりです。

そして、バイオフィルムは、歯と歯の間や歯ぐきの境い目などに増殖する事で、歯周病を進行させたリ、治療後の被せ物や詰め物の小さな隙間に入り込む事で虫歯が再発する場合があります。

バイオフィルムのヌメヌメを取り、口腔内の環境を整えるにはどうすれば良いのかお教えします！

虫歯は、細菌による感染症です。それに加えて、生活習慣病も関連しています。
唾液検査（サリバテスト）でミュータンス菌の数や唾液の流量、プラークの付着状況、虫歯の状況等を把握して、虫歯予防プログラムを作成します。
患者様に記載して頂いた飲食記録とともにチャートに記載し、患者様にとってより簡単で取り組みやすく、より予防効果の高い方法をご提案させていただきます。

当院では、治療後も3ヶ月～6ヶ月ごとに定期検診のお知らせをお送りしております。
一端、治療が終わったのに再治療が必要になってしまった、という事になると、結果的には治療に費やす時間も費用も多く掛かってしまいます。
そんな事にならない為にも、普段から定期的に検診に通って頂く事をおすすめします。